お客様各位
※為替(ドル/円):1ドル=104円49銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ:27847(+367)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 6748(-43.5)
②午後売: 6793.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.101(+0.014)
④金:1894.6(-13.9)
※WTI原油先物
⑤原油:39.15(+1.49)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:750円
②ロンドン午後:760円
③N.Y.:760円
※ニューヨーク為替引値(円)
104.48-104.55
【11月4日:昨日の状況】
※国内銅建値750円(10月27日より-20円)
《前門の虎・後門の狼 前編》
※仕入先を回っていると日本全国大体同じです。
鉄・非鉄金属スクラップ問屋さんは「中国人が!
中国人が!、兎に角中国人がのさばり、自社の集荷
荷物が減っている」という話をされます。
※それはそのはずで、ここ10年〜20年、金属
スクラップ業界には、ジャンジャン在日中国人が流入
して来ている為です。
(個人的には、なんでこんな仕事がやりたいのか?
全く分かりませんが・笑)
※日本社会の末端で回収作業をしているのは、日本
全国津々浦々、中国系の会社で、これを新興中華系と
名付けましょう。
※それに対して、(在日朝鮮系も含む)日系、それも
30年、40年、50年と親の世代・祖父の世代から金属
スクラップ業を営んでいる会社を、老舗問屋と名付け
ます。
老舗問屋は、新興中華系がのさばるのに対して、防戦
一方のように見えます。
※さてここで、老舗問屋には二つの選択肢があり
ます。①一つは新興中華系と戦う【武闘派】、もう
一つは②新興中華系を懐柔する(=取引をする)
【外交派】です。
※どういうことか?
※【武闘派】は「ふざけんな、もともと我々の商売・
商権じゃい。取られてたまるか!死ぬまで闘うわ!」
という仁義なき戦い=菅原文太作戦で、真っ向勝負。
まさに玉(荷物)の取り合いであります。
《注》
※一方で、【外交派】は、新興中華系が集めた荷物
を、“止む無く”高値で仕入れる。何故なら新興中華系
は、国内メーカーに直接口座を開けない為、炉前材に
したクリーンな銅・真鍮・アルミ・ステンレスが
あってもメーカーに直接販売出来ないからです。
※外交派の作戦は一見、スマートに見えますが、新興
中華系が集めた荷物は、量は多けれど価格の高い荷物
となり、結局、老舗問屋は全く儲からない。
面白くない、となります。
(つづく)
《注》老舗問屋の中には【武闘派】以前に、そもそも
戦わない【不戦派】【白旗派】も相当数おられる。
※雑線(湘南ヤード持込):【11月4日現在】
【1】ワイヤーハーネス:255円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):230円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):200円前後
【4】雑線B :110-160円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】