11月5日 相場情報

お客様各位
115日:今朝の状況】

 

為替(ドル/円):1ドル=10449銭【07:00現在】

N.Y.ダウ:27847(+367) 

LMEセツルメント

 午前売: 6748(-43.5)

 午後売: 6793.5

 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 銅:3.101(+0.014)

 金:1894.6(-13.9)

 

WTI原油先物

 原油:39.15(+1.49)

 

本日時点予想計算値:国内銅建値

 ロンドン午前:750

 ロンドン午後:760

 N.Y.760

 

ニューヨーク為替引値()

104.48-104.55

 

114日:昨日の状況】

国内銅建値750(1027日より-20)

 

《前門の虎・後門の狼 前編》

仕入先を回っていると日本全国大体同じです。

鉄・非鉄金属スクラップ問屋さんは「中国人が!

中国人が!、兎に角中国人がのさばり、自社の集荷

荷物が減っている」という話をされます。

それはそのはずで、ここ10年〜20年、金属

スクラップ業界には、ジャンジャン在日中国人が流入

して来ている為です。

(個人的には、なんでこんな仕事がやりたいのか?

全く分かりませんが・笑)

日本社会の末端で回収作業をしているのは、日本

全国津々浦々、中国系の会社で、これを新興中華系と

名付けましょう。

 

それに対して、(在日朝鮮系も含む)日系、それも

30年、40年、50年と親の世代・祖父の世代から金属

スクラップ業を営んでいる会社を、老舗問屋と名付け

ます。

老舗問屋は、新興中華系がのさばるのに対して、防戦

一方のように見えます。

 

さてここで、老舗問屋には二つの選択肢があり

ます。一つは新興中華系と戦う【武闘派】、もう

一つは新興中華系を懐柔する(=取引をする)

【外交派】です。

 

どういうことか?

【武闘派】は「ふざけんな、もともと我々の商売・

商権じゃい。取られてたまるか!死ぬまで闘うわ!」

という仁義なき戦い=菅原文太作戦で、真っ向勝負。

まさに玉(荷物)の取り合いであります。

《注》 

一方で、【外交派】は、新興中華系が集めた荷物

を、止む無く高値で仕入れる。何故なら新興中華系

は、国内メーカーに直接口座を開けない為、炉前材に

したクリーンな銅・真鍮・アルミ・ステンレスが

あってもメーカーに直接販売出来ないからです。

外交派の作戦は一見、スマートに見えますが、新興

中華系が集めた荷物は、量は多けれど価格の高い荷物

となり、結局、老舗問屋は全く儲からない。

面白くない、となります。

(つづく)

 

《注》老舗問屋の中には【武闘派】以前に、そもそも

戦わない【不戦派】【白旗派】も相当数おられる。 

 

雑線(湘南ヤード持込):【114日現在】

【1】ワイヤーハーネス:255円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):230円前後

【3】雑線・一般(4243%):200円前後

【4】雑線110-160 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】